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田中和孝です。
起業家の方は、集客が安定せず、時には焦ることあるかと思います。
そういう時こそ、焦らず、腰を据えて目の前にある「やるべき作業」を粛々と実行することが重要です。
手順を頭に入れるのは重要
集客については、いきなり「問合せを増やしたい」と思っていても、何の脈略もなく、急に増えることはありませんので、しっかりと対策をとっていくことが必要です。
手順としては、
- 何を伝えるかを決める
- 見込み顧客に認知してもらう
- 見込み顧客を呼び込む
というステップが必要です。
何を伝えるかも決まっていないのに、認知活動ばかり力を入れても、見込み顧客には響かないし、何を伝えるかを明確に決めていても、正しい認知活動ができていなければ、それは見込み顧客には届きません。
また、認知してもらった後、どのように行動に移してもらうかもしっかりと対策をしていかなければ、「問合せ」というアクションを取ってもらえずじまいになります。
このように「集客」と一言で言っても、その中身はいくつもの手順、ステップがあり、漠然と「集客ができない」と悩んでいても、問題は解決につながりません。
「集客」というプロジェクトのどのプロセスに問題があるのかをきちんと炙り出し、対策を立て、作業に落とし込み、実行していくことではじめて「問合せ」という結果が出ます。
”漠然”と焦っても意味がない
いい意味での「焦り」は、自分に適度なプレッシャーを与え、パフォーマンスが向上するためには必要だと思います。
ただ、「何となく漠然とした焦り」ほど、何の役にも立たず、悪影響を及ぼすものはありません。
それで悩んでいる間は何も進まないわけですし、メンタル的にも落ち込んで、思考も閉鎖的になってしまい、負の連鎖に陥ってしまうからです。
いい意味での焦りは、やるべきことがきちんと決まっていて、期限が設けられ、達成目標が明確になっているときに、「ヤバい、今月はこれが達成できていない」と焦ることです。
やるべきことは明確ですので、焦る気持ちが行動に駆り立て、目の前の作業に取組むという流れならば非常に良い展開です。
ポイントは「分解」と「作業化」
それぞれの命題をブレイクダウンし、作業単位のタスクにまで分解し、それを粛々と実行する。
とにかく「今すべきことは何か?」の問いに即答できる状態の「作業」を自分で持っておくことです。
不安になり、漠然と焦る前に「目の前の作業をやった方がまし」という気持ちになれば、しめたものです。
こっちの思考のほうが、数か月後、数年後に必ず成果が出ているはずです。
とにかく「漠然」と悩んだり、不安を抱えたり、焦ることが一番いけません。
悩んでいる「大項目」を洗い出し、それらを中項目、小項目、そして作業単位に分解していけば、目の前の作業をやるだけです。
これも誰かと話しながらやった方が、一人で考えるよりもスムーズだと思いますので、お悩みの方がいらっしゃれば、私の方までお気軽にご連絡ください。
問題の分解作業をお手伝いいたします。