振り向いてくれる発信とは?
こんにちは。
~オンラインでも潜在顧客にしっかり伝えたい!~
「商品価値」を「言語化」するサポーターの田中和孝です。
今はテレビやインターネットをはじめとして、その気になれば多くの情報を得ることができます。
あなたも日々、色んな情報に触れていると思いますが、どんな情報だと引っ掛かりますか?
情報の中にも、自分の左耳から右耳を素通りしてしまうような情報と、手を止めて聞いたり、ネット記事でしたら「続きはこちら」ボタンを押して詳しく知りたいと思う情報の2つに分かれると思います。
この違いは何かというと、ズバリ
- 自分に関わりが大きいか大きくないか
- 自分が興味があるか興味がないか
この2点に尽きます。
これは当然の話で、自分との関わりが薄かったり、興味が全くないような情報でしたら素通りしてしまいますが、自分に損得を及ぼすようなことや、好きなことは自分のフックに引っ掛かって、詳細な情報を知りたいと思ってしまいます。
もう少し分析してみると、引っ掛かる情報とは、
- 問題を解決してくれる <役に立つ情報>
- 見ていて(聞いていて)楽しい <面白い情報>
これではないでしょうか?
これが情報の受け手側(コンテンツの消費者側)の感覚です。
それでは立場を変えて、情報の発信者側(コンテンツの生産者)に立って考えてみましょう。
その発信しようとしている情報は誰のフックに引っ掛かることをイメージして作り上げたコンテンツでしょうか?
『○○で困っている、△△の立場に置かれている、□□な人』と明確なターゲットを決めているでしょうか?
例えば英会話教材を販売するにしても、英会話が必要な人の置かれている環境は様々です。
A.時間があるので興味本位で趣味程度でやってみたい人...なのか
B.ビジネスで必要で出世が懸かっている人...なのか
C.単にTOEICで高得点を取りたい人...なのか
各ターゲットに対して、訴求するべき内容もかなり変わってくるはずです。
上記ABCのいずれのシチュエーションに置かれている人向けにも対象にできるようなコンテンツは、万人向けの英会話教材の案内ツールですが、逆に言えばABCいずれの人たちにも引っ掛からないコンテンツになってしまいます。
せっかく苦労してコンテンツを作るので、「多くの人向けにも適用するように作る方が効率がいい」と作り手としては思ってしまいがちですが、そこは残念ながら、誰のための情報でもないものを作ってしまうという徒労に終わってしまいます。
ここは、しっかりと「明確なターゲット(いわゆるペルソナ)」を設定して、その人に向けた情報を発信すべきです。
その人は
- 何に困っているのか?
- どんな状況に置かれているのか?
をしっかりと想定して情報を発信すれば、フックの効いた引っ掛かる情報になると考えています。