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田中和孝です。
よくビジネスやスポーツの世界などで、「自信を持つことは大事だ」「自信とは自分を信じることだ」と言われていますが、「自信」は非常に重要なメンタルの要素だと思っています。
しかし、「自信を持つ」ことの捉え方や使い方に問題があると、自分が思い描いている方向とは逆に向かうことがあります。
結論から申し上げますと、「自分が持っている力に相応した自信は大いに持つべき」という風に私は思っています。
お互いに疲れる…はき違えた「自信」
間違った「自信を持つ」ことの捉え方や使い方は、
- 根拠のない自信を持つ
- 虚勢を張る
- ハッタリをかまし続ける…
などです。
これらは、平たく言ってしまえばメッキであり、剥がれてしまえば、それは無残な姿になりあます。
自分サイドで考えると、メッキが剥がれないように常に気を使っていなければならなし、接する人に対しても、虚像を装い続けなければならないし、何より辛いのは、「ウソ」をつき続けなければならないことです。
だって、できないことを『できる』と言ってしまうわけですから。
ウソをつき続けると、人間は疲れてしまいます。
他人サイドから見ると、ハッキリ言ってこういう人は付き合っていけば、しばらくしたら分かってしまいますよね。
最初は自信満々に来られて、「すごいんだ…」と思ってしまうこともありますが、接する回数が増えたり、仕事を依頼してその結果を見たりすると、「本人が言っているわりには、大したことない…」と残念な印象に急転落してしまいます。
その後はどうでしょう?
その人と継続的にお付き合いしていこうと思いますか?
私なら距離を置いていくと思います。
どうせまたハッタリをかまされて、騙されるとまでは言いませんが、期待外れの結果になるのはわかっているので。
根拠のない自信や、虚勢を張っていると、こういう風に、相手に不信感を抱かれてしまいます。
私自身も虚勢を張っている人は好きではありません。
「人をだまして、自分がいい思いをしよう」という感じがすごく伝わってくるからです。
なぜ「嘘の自信」を持ちたがるのか?
ビジネスの上で虚勢を張るのは、自分が持っている実力以上に儲けたいためです。
百歩譲って、本当に実力のある人が自信満々な態度でいるのは、賛否両論あると思いますが、「頼もしい」という印象を持つ人も一定数いると思いいます。
まぁ、本当の実力者は、謙虚な方が多いんですけど。
結局、どうすればいいのかとういうと、自分が持っている実力相応の態度で回りの人と接していけばいいのではないでしょうか。
そうすることで、周りも応援しようとするし、少なくとも実力がないのに虚勢を張っている人よりは好感が持てます。
日々の努力を怠らなければ、数年後は見違えるほどに実力は上がっています。
その時に、実力相応の自信を持てばいいと思います。
そしたら、本当にあなたを頼ってきてくれる人も現れます。
あくまで自然体でいることが大事だと思います。