自分の立ち位置を決めなければいけない理由

自分の立ち位置を決めなければいけない理由

こんにちは。
~オンラインでも潜在顧客にしっかり伝えたい!~
「商品価値」を「言語化」するサポーターの田中和孝です。

ビジネスにおいては、「自分の立ち位置」を明確に意思表示しておくことが非常に重要だと考えています。

特に一人起業家にとっては必須事項だと言えます。

私は従業員数十名を抱えた零細企業にでさえ、この考え方は必要だと思っています。

「うちは何でもやります。だからなんでも発注してください。」というスタンスの零細企業はとても多いです。

私も実際にそのような経営をやっていた製造業の会社にいたことがありました。「何でもやる」から当然、利益率の低い仕事まで引き受けてしまい、時には赤字まで出して仕事を請けていました。

従業員もそのような受注に対応するために残業が続き、疲弊していきます。

そうすると作業ミスの発生も多くなり、利益はどんどん減っていきます。

しかし会社としてはそうするしかなかったのです。

月々の資金繰りが自転車操業で、目先の運転資金を手に入れないことには、

借入返済、材料調達、給与支払、その他固定費の支払いがままならなかったのです。

そのために、いくら利益率が低くても、赤字でも、売上金をゲットするために「何でも受注する」しか選択肢がありませんでした。

会社はすでにそういった負の循環に陥っていて、一度のそのようなサイクルにはまってしまうと、なかなか抜け出せず、結局数年前に倒産してしまいました。

このような負の循環に入ってしまったら、「自分の立ち位置にふさわしい受注をする」というようなことも言ってられなくなります。

目先の運転資金をかき集めるので頭がいっぱいになってしまいます。

実際に先の会社の経営者の仕事内容も、「見積り作成」と「短期借入の資料作成」ばかりでした。

経営者本来の「会社の方向性を考える」という仕事に割いている時間はほぼなかったように思います。

起業時は、売上を上げたい一心で、顧客層を明確に定めず、何でも受注してしまうこともあるかと思います。

しかし、自分が疲弊してしまうような案件ばかり受注してしまうと、いつのまにか「運転資金のために働いている」状態に陥る危険性があります。

何も「自分が気に入らない仕事は断れ」と言っているのではありません。

しっかりと自分の立ち位置、ポジショニングを明確にして、それを必要とするお客様と出会い、適正な利益をいただいてWin-Winの関係を作ることが重要だと思います。

自分の立ち位置を明確にすると、それを必要とするお客様を中心にお声かけいただける可能性が高まります。

そのためには、その「自分の立ち位置・ポジショニング」をしっかりと明示する必要があります。

どんな悩みで困っている人に、どんな状況の人に、どんな商品、どんなサービスを、どのような形態で提供し、どのような価格帯を設定するのか…

負のスパイラルに陥る前に、しっかりと設定し、表明していくことが重要だと考えます。

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