ブログを見ていただき、ありがとうございます。
田中和孝です。
突然ですが、あなたは日々のお仕事に楽しく取組めているでしょうか?
これは個人事業主の方と会社にお勤めの方とでは、かなりの感覚の違いがあると思います。
少なくとも個人事業主の方は、ご自身で起業されているので、
「絶対にやりたくない」というお仕事は、まずされていないかと思います。
(日々ご苦労の多い事の連続だとは思いますが)
会社にお勤めの場合は、その会社に入社した経緯なども影響してきますので、色々な心境でお仕事をされていることと思います。
私がそうだったのですが、大学を卒業して、とりあえず就職しなければいけない、就職難だったから、とりあえずどこかに入り込めればいい、などと考えて就職活動をしたため、たいしてやりたくもないことをやっている会社に入社してしまいました。
自分の中に「やりたいことをやるために会社に入る」という余裕もありませんでした。
当然、仕事の方も気持ちを入れてやれるはずもなく、会社を転々としていくことになってしまうのです。
嬉しい=楽しい
そんなこんなで今まで社会人をやってきたため、「仕事(本業)が楽しい!」と思ったことはほぼありませんでした。
でも「嬉しい」と思ったことは何回かありました(本業ではなくサブ業務ばかりですが)。
- 今まで手書き伝票だったのを、Accessで業務システムを作り、入力・出力・共有・集計を効率化させたとき
- 社内PCのネットワークを組んでいるとき
- PC故障時にパーツを買って、安価でPCを復活させ、買わずに済んだ時
こういうことで、頼まれた人から「助かった」とか「仕事がしやすくなった」と言ってもらうと、とても嬉しく感じました。
「嬉しい」と感じると当然、「楽しい」と感じます。
ということは、仕事を楽しくするためには、仕事をしていて「嬉しく」なればいいのです。
嬉しい=お役立ち
「嬉しく」なるには…それは人様のお役に立つしかないと思っています。
「入試に合格した」とか「資格が取れた」とかも確かに嬉しいことですが、人生を通して数回のことですし、継続的に「嬉しい」と思うためには数が少なすぎます。
それに、入試や資格試験は、合格後のビジョン(人様のお役に立てる仕事をする)があるから、その第一段階を突破して「嬉しい」というのも少し含まれるのかもしれません。
前回のブログ(「やりたいこと探し」に疲れないこと)では、やりたいこと探しをせず、まずはやりたくないことをやらないことから始めてみては、とお伝えしましたが、もう一つは、同じくやりたいこと探しはせずに、「人に喜んでもらえることは何か」を軸に考えるといいと思います。
それが「仕事が楽しい」につながり、まさにそれが「やりがい」になるからです。
このように考えていくと、違う切り口から「自分が人生を通して本当にやるべき事」が何か見えてくるのかもしれません。