こんにちは。
開業3年以内の士業・コンサルタントの
「強みの明確化」と「集客のしくみ化」を支援する、
売れる士業プロデューサーの田中和孝です。
当ブログでは、「集客のしくみ化」をテーマのひとつとしてお伝えしていっていますが、具体的にどうやって「しくみ化」していくのかを考えていきたいと思います。
その前にやっておくことが「強みの明確化」です。
(これについては、過去ブログにて何回かお伝えしております)
あなたがお客様に提供するサービスの軸を決めたら、いよいよ「集客のしくみ化」をしていくわけですが、大きく分けて3つのステップで構成されていると考えています。
1.セールスファネルを構築すること
2.一番最初のフロントエンドサービスを認知していただくこと
3.段階的にバックエンド商品へご案内していくこと
1.セールスファネルの構築について
これは言い換えると、お客様を段階的に成約へ、そしてリピーターへと導いていく仕組みのことです。
多くの業種に言えることですが、いきなり大型成約に至ったり、リピーターになることはまれなケースだと思いますので、まずは最初の入り口を設定して、これに広く見込み顧客を募って、あなたの目標とすることころまでお客様を導いていくことです。
この道筋と各タイミングでのサービスやアクションを準備しておく必要があります。
2.一番最初のフロントエンド商品を認知していただくこと
セールスファネルを構築したら、その一番最初に設定するべきものは、フロントエンド商品と呼ばれるものです。
まずはお客様に、あなたのサービスがどのようなものであるかを知ってもらうための入り口のような存在になります。
無料~低価格帯のものが多く、初回無料相談やお試しサービスなどが該当します。
お客様があなたへ近づく敷居を低くし、より多くの方と接触し、お客様にベネフィットを感じてもらうのが目的です。
このフロントエンド商品をお客様に知っていただき、体験してもらうための「認知活動」が必要になってきます。
「認知活動」は、対面でのご案内、ホームページ、ブログ、SNS、セミナー、有料広告など色々な手法があります。
3.段階的にバックエンド商品へとご案内していくこと
フロントエンド商品を体験していただき、その次に1のセールスファネルに従って次の商品やサービスをご案内し、最終的には、あなたのメイン商品であるバックエンド商品(高額)や継続契約へとつなげていく段階です。
当然、最後まで残っていただくお客様はフロントエンド商品を買っていただいたお客様よりは減っていると思いますが、ここまで残っていただいたお客様は、間違いなくあなたの商品サービス、そしてあなたご自身のファンになられていますので、長いお付き合いになるお客様になる可能性が高いです。
このような流れで、見込み顧客と出会い、信頼関係を積み重ねて、長いお付き合いをしていただく段階をたどっていきます。
このように書いていったら、何かお客様をおびき寄せ、徐々に自分の領域へ引き込むといった阿漕なやり方に見えるかもしれませんが、そうではありません。
心の軸に持っていただきたいのは、
「私の商品・サービスでお客様の悩みが解決され、お客様が幸せになる」
という強い気持ちです。
この気持ちがあると、「何とか見込み顧客と出会い」「まずは私の商品サービスを知ってもらい」「最終的に私が一番自信を持っている商品サービスをご案内し、契約してもらう」ということが『お客様の幸せのため』の活動であるため、やりがいにもつながります。
「しくみ化」というと聞こえが悪いですが、「お客様に幸せになってもらうための階段をつくる」というイメージで考えていくと、何だか自分もうれしくなってきます。
是非、「お客様のため」にご検討いただければと思います。